2012年 5月24日 公開
作詞:深瀬 慧
作曲:深瀬 慧
『世界の終わり 秋のワンマンツアー2010』で披露された際は、ロック色が強かったが、そこからストリングスを入れてファンタジックにしたりなどアレンジはかなり難航したという。
MVは藤村亭平が監督を務めた。死の女神役で宮崎あおいが出演し、ストーリー仕立ての映像となっている。
2013年 4月23日 公開
作詞:Fukase、Saori
作曲:Fukase
初の共作詞で、仲間や絆、冒険をテーマに制作された楽曲。2011年の夏にSaoriがバンドに対する不満から憤慨し家出したことがきっかけで完成した。サビの歌詞をSaoriが、その他の歌詞とメロディをFukaseが書いている。サウンドはマーチを意識しており、ドラムセットではなく大太鼓、クラッシュシンバルではなくハンドシンバルが使用されている。
MVは田向潤が監督を務め、動物に扮した子供たちに導かれるようにメンバーが集まり、革命を起こすというストーリーをファンタジックに描いた内容になっている。
2013年 11月23日 公開
作詞:Fukase
作曲:Fukase、Nakajin
この楽曲についてFukaseは「自分たちにしか出せないクイズは何かと考えて楽曲を制作した」と語っている。また、Saoriが書いていた「信じるもの」というmixiを元に制作した。デモの段階でSaoriから酷評されたといい、Fukaseはそれをバネに完成させている。
MVは『炎と森のカーニバル』でのダイジェスト映像で構成されており、次作「スノーマジックファンタジー」」の初回限定盤Bに特典DVDとして収録されている。
2014年 1月15日 公開
作詞:Fukase
作曲:Nakajin
クラシックで使用される楽器を加工して多用している楽曲。Nakajin曰く「メロディが爽やかなポップだから、それを際立たせるために荘厳なアレンジにしたかった」という。低音域ではベーゼンドルファーのモデル290が使用されている。歌詞は住む世界が異なる男女のラブストーリーをテーマとしている。
MVは「RPG」を手掛けた田向潤が監督を務め、鼓笛隊風のメンバーが出演している。また、今回のミュージック・ビデオではメンバーから田向に、やりたくないことをやりたいと提案している。Fukaseはこのことについて「期待を裏切りたい。カッコよくない部分も出るようなものにしたい」と語っている。これを受けて田向は各々メンバーの個性が出るように、イメージキャラクターを設定。Fukaseはマーチングバンドの旗を振るカラーガード、Nakajinはオーケストラの指揮者、Saoriはチアリーディング、DJ LOVEは鼓笛隊のドラムに挑戦している。
2014年 4月1日 公開
作詞:Fukase
作曲:Fukase
バンドが掲げる「TOKYO FANTASY」をテーマに制作された。この楽曲では、バスドラムの音色に花火の音を合わせて録音されている。これはFukaseがNakajinと一緒に花火大会に行った際、花火の心臓に響く低音をライブで出したいという発想から生まれている。この楽曲のバスドラムの音を制作するために、あらゆる種類の花火の音を合わせて試行錯誤された。歌詞についてはノンフィクションで、Fukase曰く「全部実在するストーリー」だという。モデルとなっているのはFukaseがアルバイトしていたことがある横浜市のよこはまコスモワールド。後に優秀作品賞を受賞したことによる『第56回日本レコード大賞』の記者会見で、同じく優秀作品賞を受賞していたきゃりーぱみゅぱみゅを題材にして制作したと公表している。
MVは「RPG」「スノーマジックファンタジー」を手掛けた田向潤が監督を務め、雪が残る夜の森の中でミイラ男、バレリーナ、大道芸、鼓笛隊が出演し、メンバーとパレードを繰り広げる様子を1台のカメラで1発撮りで撮影している。
2015年 6月16日 公開
作詞:Fukase
作曲:Fukase
ニッキー・ロメロを共同プロデューサーに迎えて制作された楽曲。構想自体は2013年に開催された自主企画野外ライブ『炎と森のカーニバル』の時点ですでにあったとのこと。
2015年 7月15日
作詞:Fukase
作曲:Nakajin
共同サウンドプロデューサーにダン・ジ・オートメイターを、ボーカルプロデューサーにエミリー・ライトを迎えて制作され、前作に引き続きアメリカでレコーディングされた、全編英語詞による楽曲。
Fukaseによると「今までは日本語が曲に収まらない場合はナシとしていたが、タイアップ先の映画が世界でも上映されることを見込んで全編英語詞にした」という。歌詞のテーマは悪役のラブソングで、大切な人を守るときに、世間を気にせずに躊躇いたくないという気持ちから、早朝にベランダで30分ぐらいで書いたとのこと。また、Nakajinは「今までより音数を少なくし、重厚なリズムで立体的になるようにした」と語っている。
MVは「RPG」「スノーマジックファンタジー」「炎と森のカーニバル」を手掛けた田向潤が監督を務め、料理をテーマに制作された。幽霊屋敷を彷彿させる洋館を舞台に、メンバーによる飲食シーンと演奏シーンが交錯。寿司職人やシェフ、中華料理人がダンサーに扮して出演している。
2015年 9月18日 公開
作詞:Saori
作曲:Fukase
プロデューサーにケン・トーマスを、ボーカルプロデューサーにエミリー・ライトを迎えて、ロンドンでレコーディングされた楽曲。前作に引き続き全編英語詞となっている。
映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』の主題歌で、Fukaseは「映画が残酷な世界観だから、エンディングはきれいなものにしたかった。歌をインストゥルメンタルみたいにしたらどうかなと考えたらアイデアが繋がりメロディができた」と語っている。Nakajinはサウンド面において「Fukaseの裏声も白い要素のひとつ。クラシカルなものは白くできるんじゃないかと思い、クラシックをイメージして制作した」という。
SaoriはFukaseからの「映画は黒い要素が多いから、引き立たせるために英詞の白い楽曲がいい」という要望の下、パラレルワールドのように別の登場人物の老人がいて、自分の人生が終わると分かった時に、子どもたちに向かって歌う歌はきっと白くて美しいんじゃないかと考えたこと、Fukaseが外国の児童養護施設の子どもたちに多額の援助をしていると知ったことがきっかけで歌詞を書いたという。タイトルは歌詞の中に出てくる「Sound Of Silence」の略語で、Saoriはこのことについて「助けを叫ぶことと真逆なのに同じ響きになる。最初はSOSが聞こえるのに、だんだんノイズみたいになり、そのうち静寂になっていく。世界中で苦しんでいる人たちがいるのを知っていたはずなのに、何を感じていたのだろう」と、自分に対する戒めを意味しているという。
MVは「RPG」「スノーマジックファンタジー」「炎と森のカーニバル」「ANTI-HERO」を手掛けた田向潤が監督を務め、全編ロケーション撮影で行われた。メンバーがモノクロームの世界で色を持った怪物と出会い、色を取り戻していくというセリフのないストーリーが描かれている。
2016年 1月1日 公開
作詞:Saori
作曲:Nakajin
CHRYSANTHEMUM BRIDGEとの共同編曲で、シングルとしては「炎と森のカーニバル」以来3作ぶりとなる。
『NHK全国学校音楽コンクール』中学校の部の課題曲として制作された楽曲。NHK全国学校音楽コンクールの楽曲指導をした経験があることからSaoriが作詞を担当したといい、歌詞について「葛藤の多かった中学生の自分にプレゼントしたい曲」をテーマにしたという。
Saoriの歌詞を受けてNakajinは中学生を経た大人にも届くように、中学校時代を思い出せるサウンドとして、合唱、チャイム、バスケットボールのバウンド音などを取り入れている。また、中学校の教室、廊下、体育館などでレコーディングされた。
MVは『第82回 NHK全国学校音楽コンクール』の特別番組を通して出会った女の子のドキュメンタリーを観て感銘を受けたメンバーが、鉄拳にパラパラ漫画を依頼し制作された。孤独な合唱部の女の子が「みんなで歌いたい」という熱い思いを持って全国合唱音楽コンクールに挑戦という女の子の実話に基づいたストーリーが描かれている。
2016年 1月1日 公開
作詞:Fukase
作曲:Nakajin、Adam Young
OWL CITYと制作した楽曲である。「TOKYO FANTASY」で初披露され、現在の音源とは一部変わっている。MVには俳優のぎたろーが出演している。
作詞:Saori、Fukase
作曲:Nakajin
「スターライトパレード」以来8作ぶりに共同アレンジャーを迎えないで制作された。
3拍子の曲調でケルト音楽のジグを取り入れており、動物殺処分ゼロプロジェクト『ブレーメン』の支援シングルということで、歌詞のメッセージ性が強い暗いテーマを中和できるくらい明るく楽しい楽曲を意識して制作された。特にイントロには気を使い、Nakajin曰く「イントロのフィドルで異世界に連れていくような感じを出したかった」という。
歌詞は最初にFukaseが書いたが、それに対しSaoriが否定したため、Saoriが先に書いたところ、その歌詞にFukaseが刺激を受けて海のイメージが浮かび、サビの「Stormy Seas」というフレーズが生まれた。そしてSaoriが「嵐の海を渡っていく」というフレーズに書き直したことで、Fukaseは楽曲を「RPG」の続編と解釈したという。
MVはこれまでのシングル表題曲の監督を務めた田向潤による作品。メンバー発案による架空のレコーディング風景をテーマに撮影され、森を舞台にウサギ、オウム、ブタ、バク、サルの楽器隊やオオカミに扮した子供たちが登場する絵本を意識した映像となっている。
作詞:Fukase、Saori
作曲:Fukase、Saori、Nakajin
共同編曲家に小林武史を迎えて制作された楽曲。日本人の編曲家を迎えたのはCHRYSANTHEMUM BRIDGE以来、2組目となる。
映画『メアリと魔女の花』への書き下ろし主題歌で、監督の米林宏昌から楽曲が流れる場面を聞いた際にNakajinが歌い出しとピアノの音色が浮かんだことでデモを制作し、ワンコーラス作ってメンバーに聴かせた。それを聴いたFukaseがBメロのアイデアを持ってきて繋げて新しいサビを考え、そのサビをSaoriがさらに磨き上げて音源の形になったという。サウンドとしてはハンマーダルシマーを取り入れているが、これは制作サイドからの要望によるものだという。また、Nakajinはこの楽曲について「直近の楽曲ではアレンジに何かしらフックになるような音や楽器などを使っていたが、今回はそれをあえてせずに新しいことをしない挑戦をした」という。
歌詞は1番をFukaseが、2番をSaoriが書いており、映画の主人公であるメアリの心の中を天気に準えた内容となっている。Fukase曰く「比喩で使うネガティブなイメージの雨じゃなく、心に長く降っていた雨は本当に悪いことなのかということに焦点を当てて、メアリの中に降っていた雨が作りあげてきたものはなんなのかを考えて書いた」という。
MVは、全編『メアリと魔女の花』の映像で構成されている。
2018年 2月3日 公開
作詞:Fukase、Saori
作曲:Fukase、Nakajin
小林武史を迎えて制作された。ワンコーラスをNakajinが制作し、そこにFukaseが新たに制作したサビを取り入れて完成されている。
歌詞はFukaseが1番、Saoriが2番と分業して書かれている。制作当初、Fukaseは冬季オリンピックへの歌詞ということで「スポーツをやってきたわけでもなく、まして何か努力を重ねてきたわけでもないため何を書いていいか分からず悩み葛藤した」という。しかし母親からの「周りの人から見てる心配だったり頑張れって応援する気持ちは似てるものがあるのではないか」とアドバイスされたことを経て書けるようになったという。なお、この楽曲はSaoriの第一子出産の前日に完成したという。
MVはFukaseが原案を、藤代雄一朗が監督を務めた。Fukaseが兄の草介役で、俳優の神木隆之介が弟の花斗役で出演している。
2018年 12月5日 公開
作詞:Fukase、Saori
作曲:Saori、Nakajin
この楽曲についてメンバーは「炎で燃やされても残ることが出来るくらいの強さと、色んな意見を聞いて決断するという優しさ、その選択を後押し出来る曲にできたらと思い制作した」と語っている。
MVは、鮮やかな色彩を隠し持つグレーの衣装を身に着けた4人の少女と、赤、青、黄色の衣装に分かれたダンサーたちが、楽曲の世界観をダンスで表現した内容となっている。
2019年 2月8日 公開
作詞:Fukase
作曲:Fukase
狂おしいほど普通の日常と、見上げた星の美しさをコンセプトに制作された。音色と雰囲気を重視し、ピアノの弦を押さえて残響音だけを録音するプリペアド・ピアノの試みがなされた。
MVは藤代雄一朗が監督を務めた。「本物の月をバックにダンスをしているところを撮りたい」という思いから、Fukase原案で約1年を有して撮影。平手友梨奈が日常を生きる少女役で出演している。
2019年 2月19日 公開
作詞:Fukase
作曲:Saori、Nakajin
仮タイトルは「Kids」で、歌詞はFukase曰く「子供たちについて、子どもたちに対して対等な目線で歌おうと思って書いた」とのこと。しかし、説教臭いと感じたため書き直したが、メンバーから「これは説教じゃなくて子どもたちに対する愛情を感じる曲」と言われたため、最終的に最初に書いたものがそのまま使用され、タイトルを現在の形に変更された。
作詞:Fukase
作曲:Fukase
Fukaseは「みんなも知ってるある作品を曲にした」と言っている。
2020年 7月28日 公開
作詞:Fukase
作曲:Fukase、Saori
カンテレ・フジテレビ系列国ネットドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」の書き下ろし主題歌。デモは50以上存在する。
作詞:Fukase
作曲:Fukase、Nakajin
TBS系 火曜ドラマ『この恋あたためますか』主題歌。
曲のテーマは「音が奪われた夜」である。Fukase、Nakajin、Saoriがデモを作成し結果的にFukaseとNakajinの作ったデモを組み合わせて完成させた。この曲は夏に作られていて、Fukaseは映画「キャラクター」の撮影中だった。
2021年 5月20日 公開
作詞:Fukase、Saori
作曲:Nakajin、David Sneddon Kasper Larsen
「めざまし8」のテーマソング。
作詞:Fukase
作曲:Fukase、Nakajin
大展覧会「THE SECRET HOUSE」テーマソング。この曲はFukaseが約3年間かけて作った曲であり、亡くなってしまった親友のための曲である。
MVでは途中、Fukaseが旅の間に撮った写真が出てくる。またメンバーが乗っている列車はこの世とは違う世界に繋がっている。
作詞:Saori
作曲:Saori、Nakajin
Netflix『未来日記』主題歌。BLUE PLANET ORCHESTRA 宮城公演で初披露された。
2022年 4月28日 公開
作詞:Fukase
作曲:Nakajin
タイトルの「Habit」には「癖」という意味があるが、今作では「習性」という意味で使用されている。
楽曲の元となるトラックはSaoriが2014年頃に作成していたもので、制作にあたりFukaseが歌詞を、Nakajinがメロディーを追加し、楽曲として完成させた。
MVは現在、邦楽アーティストの中で最速で1億回再生を突破している。またSEKAI NO OWARIのMVで1億回再生を超えているのは「RPG」と「Habit」のみである。
この楽曲は「第64回日本レコード大賞」で大賞を受賞した。過去に何度か出演しているが大賞を受賞したのは初である。
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